後輩指導の基本【ウェイウェイ系を半年で一人前にした5つの方法】

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悩んでいる人
後輩の指導担当になったけど、どうすればいいのかわからない。
後輩との上手な接し方を知りたい。
後輩の指導方法の基本を知りたい。
後輩に信頼されるにはどうすればいいの。

今回は、そんな悩みに答えます。 

 

本記事では、年間読書量300冊の私が、学生気分のウェイウェイ系、新卒入社の3日目に「宇宙人」と呼ばれた、テンプレ系新人のKくん】を【半年で一人前にした5つのシンプルテクニックを解説します。

入社数年目になると、あなたの部署や同じチームにも後輩ってできますよね? 
 

私は24歳の時に初めて後輩ができて指導を任されましたが、後輩のKくんは典型的な「学生気分が抜けていない自分ファースト人間」でした。 
 

―入社数日後の歓迎会におけるKくん  ―

  • お酒のボトルをもってウェイウェイ暴れ、その日の記憶を失くす。
  • 飲み会の締めの上司あいさつを奪って「最後にもう1回かんぱ~い!」と叫ぶ。  
  • 「シュンヤさん(私)、全然飲んでないじゃないですか~!」と、私や上司にまでもダル絡み。
  • 話すことは「俺、大学の頃インドに一人旅してきたんすよ~」とか「起業サークル入ってて~」など、自分のことばかり。  

  
後になって知りましたが、その時誰もが「あ、これダメなやつや。」と思っていたそうです。  

私も、若干の不安はありましたが、「まあ初めはこんなものだろ。」と楽観的に考え、約半年間、教育係を務めました。  

そして、今からお伝えするテクニックを実践したことで、

今では職場内での評価も上々、私の仕事の一部を任せられるようにまで成長しました。

後輩は真っ白なキャンバスです。  

手遅れなんてことはありません。誠実に接すれば、どんな絵を描くことも可能です。  

後輩指導にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。  
 

はじめに 

まず、後輩指導に当たって一番大切なことを、最初にお伝えします。それは、 

期待しすぎないこと。

です。私も昔はそうでしたが、後輩(新人)って次の3つによくあてはまりませんか? 

  • 何を言っているのか分からないから会話にならない 
  • 私たち先輩が驚く突拍子もないことをする 
  • 感情の起伏が激しくてすぐにふてくされる 
     

でもそれは当たり前のことではないでしょうか。 

 私たちは、ついこの間まで学生で、ビジネスのビの字も知らない新人に求める水準を、高くしすぎてはいないでしょうか。 

昔見た本のセリフを借りますが、

人は知っていることしか知りません。

自分が知っていること=常識 、ではないことを教育する側も、認識しなくてはなりません。  

 

後輩指導のキホン①自分事への転換 

まずは、会社の理念や自分の仕事の目的を、何も見なくても復唱できるくらい、しっかりと教えましょう。  

「自分のやっていることは、何の役に立っているのか?」
「なぜやらなければいけないのか?」

これらを明確にしてあげないと、モチベーションにはつながりません。 

そして、モチベーションが低いままでは、 

仕事はやらされているモノ、こなすモノ

という思考から抜け出すことはできません。 

 仕事を自分事として捉え、主体的な行動を促すために、目的意識の醸成をしっかりと行いましょう。  
 

後輩指導のキホン②3つの「できて当たり前」  

①接遇  

次の言葉をメモするなどして、絶対に忘れないようにしましょう。 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ

人材育成の基本にして根幹である、海軍軍人の山本五十六さん言葉です。  
 

例えば【電話対応】で考えてみましょう。

電話マナーは新人研修でも教えられますが、これはあくまでもインプット。 

アウトプットしなければ自分の力にはなりません。  私の実際の教え方は次のとおりです。
 

  1. やってみせ:すぐに電話を取らせず、まずは私の電話対応の仕方を見せる 
  2. 言って聞かせ:応対時のポイントを伝える 
  3. させてみせ:実際に新人くんにやらせてみせる  
  4. 褒めてやる:できたところを褒め、できなかったところを指摘する 

 
人間には心があります。 

あれがダメ!ここを直せ!と言われるだけでは、人は動きません。 

お母さん
宿題やったの!? もうっしっかりしなさい!
ムスコ
今やろうと思ってたとこ!

というのにも近いところがありますね。  
  

②メモ 

言われたことをただメモするこれまでのやり方は捨てて、 「指摘・改善ノート」を取らせましょう。 

メモって人から言われたことを殴り書きしているだけですから、後で自分の言葉に直して清書し、きちんと振り返らなければ、記憶に定着されないからです。 
 

また、メモよりももっと大切なことは、指摘や改善を忘れないこと。つまりは、 

与えられた仕事を期限内に、求められている水準で達成することです。

私は後輩に、ノートを一冊用意して、人から言われたり、自分で気が付いた反省ノートを作るよう指示しました。  

同じことを言われても、新しい行にそのことを書きます。  
  

このノートを、時間を決めて見返すことで 

自分はどこでミスをしやすいのか、何回も言われているところはどこか。

を視覚的に把握でき、ミスの削減につながります。  
 

③報連相  

仕事の基本ともいえる「報告・連絡・相談」ですが、特に相談って、 

 
忙しそうな先輩にこんなことを聞いてもいいのかな・・・?

と遠慮して声をかけづらい子、結構多いんです。 私もそうでした。  

なので、「5分考えてわからなかったら私に声をかけるルール」をつくりました。  

   
この方法だったら、【自分で考えるクセ】をつけることもできるし、【悩みすぎて時間をムダにする】こともありません。

ここで大切なことは、声をかけられたら自分の作業をいったんストップし、相手の前に体の向きを変えて話を聞くことです。

この人は自分の話をきちんと聞いてくれるんだ

という姿勢が、相手に信頼感と安心感を与えます。  

後輩指導のキホン③3つのプラスα 

①残業=病気 

私が新人くんに何度も伝えたこと、それは「残業は病気である」ということです。  

  • 残業は一度やってしまうと、「この前も残ったし…」と慢性化する恐れがあること。  
  • 残業は自分の時間が削られ、人生の自由度が低下してしまうこと。  
  • 残業は食事や睡眠のリズムを崩し、心身に悪影響があること。  


この3つを合わせて、病気と言わず何というのか。  

どうしても残業しなければならないときはありますが、この考えだけは忘れてはいけません。  

②5W1H思考  

新しい仕事を始めるときは、一枚の紙を用意して「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」の項目をつくって、それを埋めてから取り掛かることを薦めました。  

仕事の本質をつかむための思考術が5W1H思考です。  

ゴールまでの道筋を持たずに、とりあえずで始めてしまうと、完成度やスケジュールに影響が出てしまいます。  

例えば、とりあえずやってみて、どこかでつまづいた時、

あれ?どこで間違えたんだ?もしかして初めから?そもそも、なんでこのやり方で始めたんだ?この仕事のゴールは?

というよな、迷いが生じてしまいます。
 

5W1H思考によって、仕事の本質を捉えることができます。
そうすることで、仕事に一貫性ができて、どこかでつまづいても、そこで倒れることはなくなります。
 

③細かいクセ  

例えば私の後輩は次のクセがありました。

「話すときにいつも前髪をいじる」
「電話をする時の声のトーンが低い」
「電話を掛ける時に、○○社の○○という者なんですけど~。と話し始めてしまう。」

これらは、年齢を重ねれば重ねるだけ、周囲から何も言われなくなってしまいます。  

また、一つ変なところがあると、そこだけを見て評価を下す人間もいます。

 

このような細かいクセは若い時から教えてあげて、おかしなところは矯正していきましょう。  
 

後輩指導のキホン④後輩の褒め方 

私が意識的に行っていたことは、「結果を褒めないで努力を褒める。」ということです。  

例えば、指示したことを期限よりも前に終わらせることができたら、 
 

×「こんなに早く終わるなんて、優秀だね!」  

〇「こんなに早く終わるなんて、頑張ったんだね!」  
 

優秀と言って、自尊心を高めることも大切なことです。  

しかし、これをやり過ぎてしまうと、

早く終わらなかったら優秀じゃなくなる。

と思ってしまい、定例的な業務や、簡単な業務しかやらなくなってしまいます。  

だから、早さに挑戦すること、努力することを褒めてあげれば、難しい仕事にも積極的にチャレンジできるようになります。

  

後輩指導のキホン⑤後輩の指導の仕方 

新人が間違ったことをしてしまい、もし怒りを感じてしまったら6秒間だけ我慢してみましょう。  

アンガ―マネジメント協会によると、

怒りのピークは6秒間

という報告がされています。  
 

6秒間我慢すれば、冷静に指導を行えたはずなのに、その時の感情に身を任せて怒鳴ってしまっては、自分も相手も傷つけてしまうことになります。  
 

また、指導をする際は、3つ褒めてから

もっと良くするためにこうしてみよう。

という提案をしましょう。  

できなかったところよりも、できたところに目を向けてあげて、さらなる成長を促してあげるのが、教育係の務めです。 
   

最後に  

冒頭で、新人は真っ白なキャンパスと言いました。  

どのような絵になるのかは、あなたという存在が大きく影響することでしょう。  

しかし、気負い過ぎてもいけません。

  

自分で考えて、自分の責任で絵を描くのは、後輩自身です。  

私たちは、その隣でちょこちょこッとアドバイスをして、見守ってあげればいいんです。
  
   

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