むかつく上司を心理的に分析【理由が分かると心に余裕ができます】

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悩んでいる人
上司がむかつく!!あいつは何であんなにむかつくの!?このイライラはどうすればいいの!?

今回は、そんな悩みに答えます。

この手の記事でよく見るのは、【退職や転職をすすめる】ものだと思います。

しかしこの記事では、そこまで強くすすめてはいません。

上司はむかつくけど、仕事を辞めるほどではない人もいますよね。

とはいえ、このままではストレスが増える一方です。

というわけで本記事では

上司のココがむかつく!を5つに分けて、心理学の観点からなぜ上司がそのような行動をとるのか?

を解説していきます。具体的には以下の5つです。

  1. 【部下を必要以上に叱る・罵倒する】
  2. 【今時の若い者はと、若者批判をする】
  3. 【部下に何も言えない・注意できない】
  4. 【上司に媚びるくせに部下にはキツイ】
  5. 【現状維持派の事なかれ主義】
      

人は、原因や理由を理解することで、普段と別の視点に立つことができます。

むかつく上司の心理を理解することで、あなたの心にも余裕ができるので、まずは心理学の観点から上司を分析してみましょう。
 

理解が余裕につながる例を1つ。人は恐怖を感じると顔が青ざめますよね?

あれって、その場から走って逃げる準備をするために、脳が指令を出して下半身(足)に血液を集中させているせいで、血の気が引いた顔になるんです。

 
あっ、この人は今この場から逃げようとしているんだ。

という視点で見ると、なんだかおもしろくないですか?

上司のことを許すとか、気持ちを理解しようとする必要はありません。むかつく原因だけを知っておきましょう。

それではさっそく本文に入っていきます。

ちなみに、本記事は齊藤勇氏の著書【面白いほどよくわかる!職場の心理学】を基に構成しています。

記事の最後にAmazonリンクを貼っておきますので、気になった方はぜひお手に取ってみてください。
  

むかつく上司①【部下を必要以上に叱る・罵倒する】

部下の失敗を必要以上に責める上司って、結構どこにでもいますよね。

こんな上司による弊害と、心理状態を解説していきます。
  

部下を必要以上に叱る・罵倒する上司によって起こる弊害

このような上司の下だと、自分だけでなく職場全体の空気も悪くなってしまいます。

そんな重い空気だと、ミスをするのが怖くなって仕事がイヤになってしまいますよね・・・。

このような行為は、

職場全体の生産性を下げるだけでなく、社員のモチベーションを下げる最悪の行為です。

ちなみに、私の上司はまさにコレ。

小さいことをネチネチと責め立ててくるので、話しかけるだけで心臓がバクバクして、息が荒くなって汗をかいてしまいます。
  

部下を必要以上に叱る・罵倒する上司の心理

上司だって、叱ったり罵倒すれば空気が悪くなることくらいは分かっているはずです。

それでもやってしまうのはなぜか?

それには、上司自身の中にあるコンプレックス(学歴・容姿・生い立ち・能力等)が原因であることが少なくありません。

自分のコンプレックスから目を背けるため、部下を必要以上に追い込んで、心の安定を図ろうとするのです。
  
 

むかつく上司への対応方法

部下を必要以上に叱ったり、罵倒する行為は明確なパワーハラスメント行為です。

社内の相談できる人間や、社内外にある相談機関を頼りましょう。

ちなみに、あなたにもおススメしたいのは

パワハラ日記です。

日記として整理することで、嫌な気持ちが頭の中から出ていくのと同時に、上司がネチネチと責めてくる最中も、

 
これも全部記録してるからな!!!後で困るのはお前だ!!!

と思うことができるので、心の平穏を保つことができるようになります。

いつか証拠にもなるのでおススメです。
  

むかつく上司②【今どきの若い者は!と若者批判をする】 

  • 昔はよかった・・・。 
  • 俺の若いころは・・・。 
  • 今どきの若い者は・・・。 
      

これらが決まり文句の上司って、いまだにバリバリの現役で存在していますよね。 

若者批判をする上司の心理

この上司の心理を【自己承認欲求】と言います。 

人は誰でも、自分がすぐれた存在であると思いたい、また、他人からもそう思われたいという欲求があります。 

この欲求を満たすためには【昔】という自分が属するカテゴリーを肯定して、それとは異なる集団、つまり【今】を批判対象にする必要があります。 

つまり、

昔のことばかり話す上司は、他者と比較することでしか自分の優位性を証明できない。

 

なんだかこうして見ると、むかつく!と言う感情よりも、【哀れ】と思いますよね・・・。 
  

むかつく上司③【部下を叱れない、何も言えない】 

例えば、仕事中にスマホをいじったり、態度の悪い職員がいたとします。 

周りの職員が上司に対して「あの職員を指導してほしい。」と相談しても、

何も言わない・何も行動しない上司っていますよね。

私の職場に、仕事中に何度もたばこ休憩に行く人がいるので、上司に相談したところ、 

上司
うーん・・・、私に言われてもねぇ・・・。

おい・・・。 

頑張っていてもダラけていても、会社にいるだけで同じ給料がもらえてしまう。 

こんなことがまかり通ってしまえば、社員のモチベーションは下がる一方です。
   

何も言えない上司の心理

この上司を心理学的に見てみると、「自己肯定感が低い」と言うことが理由に挙げられます。 

例えば、勤務態度の悪い部下がいたとします。 

  • 叱って傷つけたらどうしよう。 
  • パワハラで訴えられたらどうしよう。 

ちゃんと注意しないと!と自覚しつつも、自己肯定感の低い上司は、部下から評価されたい、良く思われたいがために、強く言うことができなくなってしまいます。 

良い人を演じなければ嫌われてしまう。

と思っていて、ありのままの自分を受け入れられないんですね。 
 

むかつく上司④【上司に媚びを売って部下には威張る】 

これは中間管理職によく見られる心理的特徴です。 

自分の上司にペコペコする一方で、部下には態度が大きかったり、厳しく当たる人って結構多いですよね。 

単に出世欲が強い場合もありますが、心理学的に見るとどうなのか?
  

人によって態度を急変させる上司の心理

心の奥底に強い劣等感を抱いている、と言うことが原因かもしれません。 具体的には、

自分は価値のない人間だと周囲に思われたくない
  ⇓
地位や権力で埋め合わせしようとする

ということです。 

このように、劣等感を他の手段で補う行為を、心理学の世界で【補償】と呼びます。 

【弱い犬ほど良く吠える】とも言いますが、自分の自信のなさを他者への攻撃で補うなんて、本当に寂しい人間ですよね・・・。 
  

むかつく上司⑤【現状維持派の事なかれ主義】 

先ほどの【何も言えない上司】にも似ている面があります。 

このような上司の特徴は次のとおり 

  • 部下が新しい企画をプレゼンしても消極的。 
  • 仕事の目的は成功ではなく失敗しないため。 
  • 失敗したら人生終わるレベルで失敗を避けようとする。 
      

事なかれ主義の上司の心理

心理学的に見ると、事なかれ主義の上司は、新しいことにチャレンジするよりも、失敗して責任を追及されたり、周囲から責められることを何よりも恐れます。 

出る杭は打たれるという言葉がありますが、反対に言えば 

出ない杭は打たれない

とも言えるので、彼らは安定を至上としてしまいます。 

この傾向は欧米よりも日本人の方が強いとのことで、意思決定をするために、係長→課長→課長補佐→部長を介していくなど、責任を分散させる働き方が証明していますね。 
  

まとめ【むかつく上司は放って心理だけ理解しましょう】 

  1. 必要以上に部下を叱る・責める上司の心理 
    1. 学歴・容姿・生い立ち・能力などに【コンプレックス】を抱えているから 
    2. ムダに叱っても職場の空気が悪くなるだけなのは理解しているが、コンプレックスから目をそらすために責めてしまう。 
  2. 若者批判をする上司の心理 
    1. 自分は優れた人間であると思い、他者からもそう思われたいという【自己承認欲求】からくるもの。 
    2. 他社と比較することでしか、自分の優位性を証明することができない、いっそ哀れとも言える人。 
  3. 部下に何も言えない上司の心理 
    1. 【自己肯定感】が低く、部下に好意的に思われるには良い人を演じ続けなくては。と思っているから。 
    2. 自分は好かれているという自信がなければ行動できない、いわゆるヤンデレ系上司。 
  4. 自分の上司には媚び売って部下には厳しい上司 
    1. 地位や権力で自分の【劣等感】を埋め合わせようとしているから。 
    2. 自分を守るために、部下への暴言や今の地位で自分を包み込む、いわゆるミノムシ系上司。 
  5. 現状維持派で事なかれ主義の上司 
    1. 何よりも失敗を恐れる【完璧主義】だから。 
    2. できるなら失敗したくない、失敗しても人のせいにする、言訳系上司。 
        

自分を変えられるのは自分だけです。 

そのため、ムリに上司と戦おうとせず、一歩引いた立場で達観するか、しかるべき人や機関に相談するか、退職するかのいずれかで対処してみましょう。 
  

このような上司の元では、退職するのも怖かったりするかもしれませんが、最近は自分に代わって会社と退職手続をしてくれる【退職代行】というサービスがあります。 

辞めたところで、日本には様々な行政サービスが存在するため、現代において生活に困る可能性は限りなく低いです。 

意外に退職のハードルって低かったりするので、検討してみるのもアリかもしれませんね。