新人にありがちな2つのミスの防ぎ方【ミスの対処法5つ付き】

社会人1年目
新人
「いつも先輩に同じことで怒られている」
「もうミスが怖くて仕事がイヤになる」
「どうしたらミスしなくなるのかな」
「どうしたらミスをしても落ち込まなくなるのかな」

こんなことに悩んでいませんか?

新人の頃なんて右も左もわからないから、ミスなんて日常茶飯事だと思います。

とはいえ、できるならミスなんてしないに越したことないですよね。

というわけで今回は、ミスを大きく2つに分解して、それぞれの防ぎ方を紹介します。

また、実際にミスをしてしまった時の対処法も5つ、解説していきます。

―今回の内容―
  • ミスするのはあなただけではありません。
    ①人はすぐに忘れる生き物です
  • 新人にありがちな2つのミスの防ぎ方
    ①【ど忘れ】言われたこと、やるべきことを忘れないために
    ②【うっかりミス】確認モレなど、見落としをしないために
  • 仕事でミスをしてしまった時の対処法
    ①あなたのミスは先輩も通った道
    ②評価を下げないミスの報告のしかた
    ③ミスの取り戻し方は簡単
    ④ミス⇒落ち込みからの回復方法
    ⑤最後の手段(おすすめしませんが効果は約束)
      

本記事を読むことで、「新人にありがちなミス」をしなくなり、仮にミスをしてしまったときも「評価を下げない対処」ができ、かつ「落ち込みからの立ち直り」が速くなります。
  

さっそく本編に入ろうと思いますが、その前に1つ、覚えていただきたいことがあります。

それは、脳は覚えたことを忘れやすいという特性があることです。

「ばらばらのアルファベットの組み合わせを覚える」という記憶に関する研究では、 

20分後でなんと42%、1日で74%を忘れてしまうという結果になりました。

また、短期的・一時的に記憶を保管する場所を「ワーキングメモリ」と言いますが、ワーキングメモリは思っている以上に容量が少ないことが判明しています。

さらに、一般的にワーキングメモリは増やすことができません。個人差はありますが、限界があると言われています。
  

このように、人間は本来なにかを記憶し続けることが苦手な生き物です。

なので、もしあなたがミスをしてしまったことで落ち込んでいても大丈夫です。

ミスをするのはあなただけではありません。

それでは早速解説していきます。ちなみに以下は本記事のバックグラウンド(裏付け)です。

新人あるあるミス【ど忘れ】の防ぎ方

  • 上司や先輩から言われたことをいつの間にか忘れてしまった。
  • 「あとであれやらなきゃ!」と思っていたけど、別の作業をしている内に忘れてしまった。
      

気を付けていたつもりだけで忘れてしまった、そんな【ど忘れ】の防ぎ方を紹介していきます。
  

新人あるあるミス【ど忘れ】の防ぎ方①メモをする

入ってきた情報を頭の中から外(メモ)に移すことで、ワーキングメモリ(短期的・一時的に記憶を保管する場所)の余白を増やします。  

こうすることで、次の効果が得られます。

・仕事の精密さ、スピードが向上する。
(情報に振り回されないで、やるべきことに集中できる)

・たくさんのアイデアが出てくる。
(情報を外に移す分、多くの情報をインプットできる)

ちなみにメモは形にとらわれる必要はありません。要は記憶を中から外に移すことができればいいので、自分がメモリやすい方法で行いましょう。  

新人あるあるミス【ど忘れ】の防ぎ方②マインドマップ

下記の図のように1→3→9のピラミッド階層によるマインドマップを作ることで、話にストーリーができ、一つの流れとして記憶することができます。 

※メンタリストDaiGo氏の、記憶に残るおすすめ読書術でもあります。

単純だけど、しっくりくる例は【635241】よりも【123456】の方が覚えやすいというもの。

ほかには、将棋やチェスなどのプロプレイヤーは、開始から終了までのゲームの流れを全て再現できるけど、開始からではなく、途中の盤面から再現しようとすると、意外にできないそうです。

このように、記憶に流れ(ストーリー)をつけることで、ワーキングメモリの負担を軽くして、記憶しやすくなります。

新人あるあるミス【うっかりミス】の防ぎ方

  • ワードで文書を作っても、誤字や脱字が多くていつも上司や先輩から指摘される。
  • つまらないミスを何回も繰り返してしまう。
     

そんなうっかりミスの防ぎ方を解説します。
  

人間は目じゃなくて【脳】を通してモノを見ています。

例えば、毎日のように目にする風景。

玄関のドアの作りを鮮明に思い浮かべることはできますか?

意外に覚えてない方がほとんどではないでしょうか。  

このように、私たちが毎日見ていたとしても、実際に何に注意を向けているのかによって、脳に入ってくる情報は異なります。  

では、どうすれば必要な情報を見落とさないようになるのか、解説していきます。

新人あるあるミス【うっかりミス】の防ぎ方①頑張りすぎない

ミスしてはならない!という緊張は、あなたの視野を狭くして、他のことに目がいかなくなってしまいます。

なので、コツは頑張りすぎずに全体を俯瞰すること。

実は、目の前のことに集中するよりも、気負わずにフラットな気持ちでいる方が見落としが少なくなります。  

私も仕事中、急いでいるときほど、誤字や脱字など、簡単なミスをしやすくなります。 

不安と焦りが自分の視野を狭くしてしまっているんです。

新人あるあるミス【うっかりミス】の防ぎ方②紙に書く

注意を向けなくてはならないものがたくさんあっては、ワーキングメモリに負担をかけることになり、なかなか集中できません。 なので、

とにかく気になることを紙に書きだす。

これだけで、注意を向ける対象が少なくなり、思考をスッキリさせることができます。

新人のあなたがミスをしてしまったときの対処法

前章でミスの防ぎ方を解説しましたが、やはり人間はどうしてもミスをしてしまう生き物です。

【ミスのダメージを極限まで減らす】、【上司からの評価を下げない】、【落ち込みからの立ち直りを早くする】ことを目的とした、ミスへの対処法を解説していきます。

①新人のミスは先輩も通った道

あなたのミスのほとんどは、あなたの会社で初めてのミスではありません。

新人のあなたのミスくらい、先輩や上司もあなたと同じ新人のころ、だいたい経験しています。

そのため、ミスの発覚時点ではすぐにフォローできるような、たいした問題ではないのです。

だからこそ、できる限り速やかに、正直に白状しましょう。 

私の例でいうと、よく新人が泣きそうな顔で白状しに来ますが、その60%はそもそもミスですらなく、40%は大したミスではなくてすぐにフォロー可能です。 

ある時のやりとりはコチラ

新人くん
シュンヤさん、実は・・・。コレコレこういうミスをしてしまったんです。これってヤバいですよね?
わたし
なんだ。そんなことか。大丈夫だよ。それ俺もやったことあるけど、こうやって対処すれば、そもそも問題にならなくない?
新人くん
本当だ!早くシュンヤさんに相談してよかったです!

このように、新人のあなたが重大なミスだと思っているものも、先輩からすれば大したことがない内容がほとんどです。

しかし、そのミスを自分の中にしまい込んで温めてしまうと、いつか大きな問題になる可能性もありますので、ミスが発覚した時点で正直に白状しましょう。

②評価を下げないミスの報告のしかた

結論:「いい訳は最後に添えるだけ」

そのミスには、ミスに至るまでの背景があるのかもしれません。

例えば「昨日遅くまで残業していて、ほとんど寝ていなかったから。」など。
「本当はこういう理由があるのに。」と思うと、人は自分を守ろうとして先にミスの理由から話してしまうものです。

しかしそれでは、相手から「言い訳はいいから早く言え!」と、火をつけてしまう原因になります。

なので、正しい報告の順番はつぎのとおりです。

①案件名⇒②結論⇒③補足説明⇒④感想「さいごに一言だけ言い訳させてください。」


③ミスの取り戻し方は簡単

キーワードは「終わりよければすべてよし」です。

最終的にあなたの評価を決めるのは「上司」です。 

上司は、職場の人間を一人一人、ずーっと見ているわけではありません。 

必ず評価を決定する「タイミング」があるので、そこをうまく利用すれば、あなたの評価はくつがえります。

下記の記事では、自分の評価を自分でコントロールする方法を紹介しています。 

ミスをして落ちてしまった評価を取り戻すのは、テクニック次第で簡単です。

【こんなに簡単!?】会社からの評価の上げ方2つを解説

④ミス⇒落ち込みからの回復方法

自分の気持ちを言葉にしましょう。

人は心理学的に、悩みを5人に話すと、その悩みはなくなると言われています。

この本質は、人に話すことで、自分は何に落ち込んで、今どういう気持ちなのか心のモヤモヤを整理する。ということです。

モヤモヤを自分の言葉に変換することで、自分の気持ちと向き合うことができます。

これは、人に話すだけでなく「ノートに書く」ことでも同じ効果を得ることができます。 

書き終えてから見返すと、「自分はこう思ってたんだ。」と正しく自分を認識することができ、心がすっと楽になります。

➄最後の手段(おすすめしませんが効果は約束)

問題は問題にしなければ問題になりません。

そのミスが明るみに出たときの影響を想像し、白状するか、墓場まで持っていくか自分で判断しましょう。

あなたの仕事はルールを守ることではありません。

マイクロソフト社に努めていた中島聡さんの著書の中に、「自分の仕事の一部を外注している同僚がいて、会社にばれてクビになった。優秀な社員なのにもったいない。」という話があります。

自分が本当にやるべきことに集中するための行動であっても、それが会社のルールに反していたというだけで、外注という行為は悪に変わってしまいます。

なぜその仕事をしているのか、目的を考えてみましょう。

まとめ

  • 記憶のキホン
    人は、覚えたことを1日で7割も忘れる生き物
  • 新人にありがちな2つのミスの防ぎ方
    ①【ど忘れ】言われたこと、やるべきことを忘れないために
     ・メモでワーキングメモリをスッキリさせる
     ・マインドマップで記憶の流れを作る
    ②【うっかりミス】確認モレなど、見落としをしないために
     ・焦りと不安はあなたの視野を狭くする。いったん落ち着こう
     ・気になることを紙に書いて、注意対象を減らそう。
  • 仕事でミスをしてしまった時の対処法
    ①あなたのミスは先輩も経験済み。はやく白状するのが一番ダメージが少ない。
    ②いい訳は炎上の元。先に結論から言う。
    ③評価を下げるのも上げるのも”心”が関わる。心はコントロール可能。
    ④落ち込んだときは”自己開示”、自分をさらけ出そう。
    ⑤問題は問題にしなければ問題にならない。


いかがでしたでしょうか。  

脳の基本的な特性を知ることで、ミスの原因や対策について、しっかりと知ることができたでしょうか?  

ミスをしないことは、あなたへの信頼につながります。  

また、一人で完結するビジネスなんてほとんどないように、人と人が関わる上で信頼は、一朝一夕では積み上げることができない、かけがえのない財産になります。

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本文中に登場した記事はこちら

【こんなに簡単!?】会社からの評価の上げ方2つを解説