【タイプ別診断】先延ばしする人の心理を3つに分類して解説

先延ばし対策
悩んでいる人
先延ばしする人の心理ってなに?どういう人が先延ばしするの?

今回は、そんな悩みに答えます。 

✓本記事の内容 

【先延ばしする人は3つのタイプに分けられる】
①どうせ失敗すると決めつけるタイプ
②課題が退屈で仕方ないタイプ
③目の前の誘惑に勝てないタイプ

今回は、先延ばし研究の第一人者であるピアーズ・スティール氏の著書【ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか】から、 

先延ばしをしてしまう人を心理学の観点から3つのタイプに分類して解説します。 

著者の40年にわたる調査によると 

実に95パーセント以上の人が自分に甘く作業や仕事で先延ばしをしてしまう。

ということが明らかになっています。 

先延ばしは、全人類の共通の悪習慣とも言えますね。  

あなたも自身の先延ばし癖に悩み、改善しようと努力しても治らない経験はありませんか? 

明日やろうはバカ野郎なんて言いますが、先延ばしをして良いことなんて、ほとんどないですよね。 

「今やらないと後で絶対後悔するのに・・・。」と思うこともあったかと思います。 

なので、ぜひ本記事を読んで、まずは先延ばしをする人の心理を知りましょう。 

敵のことを良く知らずに倒すことなんてできませんよね。

先延ばし撃退のおススメ本10冊【読書すら後回しにしてしまう方は必見】

先延ばしする人の心理は3つのタイプに分けられる。 

ピアーズ氏の著書では、先延ばしする人は以下の3つに分類されると書かれています。 

  1. 【期待】どうせ失敗すると決めつけるタイプ 
  2. 【価値】課題が退屈で仕方ないタイプ 
  3. 【時間】目の前の誘惑に勝てないタイプ 
      

これから、どのような人がどのタイプに当てはまるのか簡単な診断をしたうえで、それぞれのタイプについて詳しく解説していきます。 
  

先延ばしする人の心理①【どうせ失敗すると決めつける】 

こういうヒトほど当てはまる 

以下の設問にあてはまる人はこのタイプです。 

□時間をかけた方がいい結果を残せる
□集中すればやるべきことは終わらせられる
□本気を出せば結果はついてくる
□自分は粘り強くてピンチに強いほうだ
□どんな障害にぶつかっても、最後は乗り越えてみせる

どうせ失敗すると決めつけている人の例 

電話での営業が思うようにいかず、精神的に参っていたAさんですが、営業の研修があれば参加するし、人からおススメされた本があれば全部読むほどマジメでポジティブ。 

ある日、Aさんは朝から電話を掛けますが、いつもどおり1件も契約が取れません。 

そうすると、なんだか電話機を見るだけで恐怖がこみあげてくるようになりました。 

「どうせ電話しても会議中とか言われるし・・・。」と思うと、電話をかけるのがイヤになって、机の整理整頓やこまごましたした作業を・・・。 

そして、そろそろ電話でもするか―。と思うと、電話の売り込み先はとっくに家に帰っている時間でした。 
  

どうせ失敗すると決めつけている人の解説 

電話営業は数えきれないほどの電話かけて、ようやく1件話を聞いてもらえるかの世界で、Aさんの例は「よくある話」です。 

では、このAさんのやる気やモチベーションを奪い、先延ばしを起こす要因は何なのか? 

それは【期待】です。

「100回断れた先に1回のイエスがある」と、辛いけど頑張れば成功するという期待が大きければ、自信とやる気の土台になります。 

しかし、Aさんのようにいつも失敗が続いてしまっていると。「いくら勉強しても、何度やってもどうせダメなんだ」と期待を小さく持ってしまい、目標に向けて努力することをやめてしまいます。 
  

どうせ失敗すると決めつけている人の調査結果 

ピアーズ氏によると、7000人近くの人を対象にした39の研究結果から、【人は自信喪失で先延ばししてしまうケースがはるかに多い。】と言うことが明らかになっています。

また、過去の経験を通じて「自分は何をやってもダメなんだ。」と無力感を感じてしまう人ほど、 

物事を簡単にあきらめる傾向が強い

とのことです。 
  

まとめ【先延ばしする人の心理は】

たとえいくら勉強して状況が変わっても、「どうせできない」と思ってしまうと、その自己イメージはなかなか消えることはありません。 

その結果、実際に失敗する確率がより高まります。 

そして、本気で取り組もうとしなくなり、ますます先延ばしをしてしまうことになってしまうんです。
   

先延ばしする人の心理②【課題が退屈で仕方ない】 

こういう人ほど当てはまる 

□つまらない仕事には、やる気が出ない
□もっと仕事が楽しければいいのにと思う
□効率よく仕事を進められない
□仕事が退屈だ
□押し付けられた義務を果たそうとすると萎える

課題が退屈で仕方ない人の例 

ライターの仕事をしているBさんですが、明日までに政治の記事を提出しなければいけないのに、どうしても気分が乗らず1文字も書けていません。 

ちょっと気分転換が必要だと自分を納得させてYouTubeを開くと、好きな芸人の動画が! 

見終わった後、SNSでその動画についてつぶやくとたくさんのイイねやコメントが来たのでその返信などをしていました。 

ハッと我に返って時間を見ると、もう終業間近。慌てて書いて何とか間に合わした記事は、それはひどい内容でした。 
  

課題が退屈で仕方ない人の解説 

Bさんが政治の記事を書くのに退屈するように、誰でもイヤな課題って後回しにしがちですよね。 

このように、課題に対して感じる楽しさのことを「価値」と呼びます。 

なので、今あなたが先延ばしにしていることは、嫌いなものである可能性が高いということです。 
  

課題が退屈で仕方ない人の調査結果 

まあ、嫌いなことを先延ばしにするなんて当たり前じゃん。と思うかもしれませんが、それは直感で根拠がありませんよね。 

そこで研究者は、2000人以上を対象に数十件の研究を重ねました。 

その結果、やはり人は嫌いなこと、イヤなことを先延ばしにするという結論が導き出されました。 

退屈な課題に対して集中力を保つことは難しく、すぐに他のことに関心が移ってしまうんです。 
  

まとめ【先延ばしする人の心理は】 

人は、その課題に価値を感じられないことは先延ばししやすくなります。 

また、人によって何が面倒なことなのかは異なります。 

あなたがちょっとした雑用だと思うことでも、人によっては耐え難い苦役に感じられることもあるんです。
   

先延ばしする人の心理③【目の前の誘惑に勝てない】 

こういう人ほど当てはまる 

□目先のことにうつつを抜かして、自分の首を絞める
□先のことを考えずに、とりあえず楽しそうな課題をやる
□目の前の誘惑があると、いてもたってもいられなくなる。
□長期の目標より、目先の快楽を追求してしまう。
□楽しことはすぐやりたい

目の前の誘惑に勝てない人の例 

彼女と旅行デートをすることになったCさん。 

珍しく早く行動して飛行機のチケットを予約したので、あとはホテルを確保するだけです。 

このくらいのことはいつでもできるので、Cさんは「来週やればいいや。」と思い、毎週毎週、先延ばしを続けました 。

そして荷物をキャリーケースに詰める頃になって、ようやく来週がないことに気が付いたCさんは慌ててホテルを探しましたが、すでにロクなホテルは残っていません。 

けっきょく、景色も悪い料理もおいしくないビジネスホテルのようなところに宿泊することになり、散々な旅行になってしまいました・・・。 
  

目の前の誘惑に勝てない人の解説 

Aさんの期待やBさん価値は先延ばしを助長させる要因ですが、Cさんの要因は「先延ばし」そのものです。 

「もっと早くやるべきなのに。」と理解はしつつも、他のことに気が散ってしまい、あとで先延ばしの代償を支払うことになってしまう。 

このように、将来の大きな快楽より目先の小さな快楽を優先させてしまうのは、時間(タイミング)が、行動の決定要因になってしまっているからです。 

一言で言えば、「衝動に負けやすい人間」ということ。 
  

目の前の誘惑に勝てない人の調査結果 

ピアーズ氏のこれまでの研究で、先延ばしとの関連が最も強いのは【衝動性】と言うことが判明しています。 

そして、衝動性のなさに伴い、根気のなさ、自己コントロール能力の弱さ、集中力の乏しさが、先延ばしの中核を担っています。 

こうした衝動性が強い人は、欲求が強く、警戒心と慎重さに欠け、将来のことを考えるのが苦手です。 
  

まとめ【先延ばしする人の心理は】 

よく考えずに行動する人、感情をコントロールできない人、直情的に行動する人は先延ばししやすい。 

また、目先の欲求を優先させるのは、人は長期的な目標(例えば「仕事で成功する」)を曖昧に感じる一方で、目先の目標(例えば「仕事の報告書を作る」)は具体的に感じやすいという傾向があるからです。 

なので、曖昧な目標は先延ばしにしがちで、具体的な行動はすぐにできるということですね。 
  

まとめ【先延ばしする人は3つの心理的要因が原因でした】

  1. どうせ失敗すると決めつけている 
    1. たとえいくら勉強して状況が変わっても、「どうせできない」と思ってしまうと、その自己イメージはなかなか消えません。 
    2. その結果、実際に失敗する確率がより高まります。 
    3. そして、本気で取り組もうとしなくなり、ますます先延ばしをしてしまいます。 
  2. 課題が退屈で仕方ない
    1. 人は、その課題に価値を感じられないことは先延ばししやすくなります。 
    2. また、人によって何が面倒なことなのかは異なります。 
    3. あなたがちょっとした雑用だと思うことでも、人によっては耐え難い苦役に感じられることもあるんです。
  3. 目の前の誘惑に勝てない 
    1. よく考えずに行動する人、感情をコントロールできない人、直情的に行動する人は先延ばししやすくなります。 
    2. また、目先の欲求を優先させるのは、人は長期的な目標(例えば「仕事で成功する」)を曖昧に感じる一方で、目先の目標(例えば「仕事の報告書を作る」)は具体的に感じやすいという傾向があるからです。 
    3. なので、曖昧な目標は先延ばしにしがちで、具体的な行動はすぐにできるということですね。
         

いかがでしたでしょうか。 

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