webライターになるには?必要なスキルや気になる疑問についても解説

副業

安定や終身といった言葉が遠く離れつつある最近の日本経済。
そんな状況の今、企業に依存せずに、スキルを身につけて自分の力で稼ぐことができる職業に注目が集まっています。
なかでも、webライターは複数のメディアでオススメとして紹介されているところです。

しかし、「webライターになるにはどうすればいいの?」、「未経験でもwebライターで稼ぐ方法は?」と悩んでいる人も少なくないでしょう。
そこで今回は、ライティング歴2年目、実際にwebライターを副業にしている私が、下記について解説します。

本記事の内容
・webライターになるには2つの働き方がある
①web関係の企業やメディア関連部署のwebライター
②個人で活動するwebライター
・個人でwebライターを始める方法を3ステップで解説
・稼げるwebライターに欠かせないスキル
・webライターになろうか悩むあなたの5つの疑問

この記事を最後まで読むことで、webライターになるために必要なことが一通りわかるので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

webライターとは

webライターとは、読んで字のごとく「web上の文章を書く人」のことを言います。
もう少し具体的に言うと、企業のオウンドメディア(その企業独自のメディア。Webサイト・コラム・広報誌・DM・メルマガ・パンフレットなど)の制作に携わることが多いでしょう。

また、webライターの種類は大きく以下の2種類に分かれます。

  1. 取材・インタビューを通して記事を執筆するライター
    依頼主(クライアント)の要望に沿って現場の写真撮影やインタビューの録音などを行い、記事にまとめます
    録音データなどをあらかじめ渡されて執筆に入る場合もあるでしょう。
  2. 記事のテーマやキーワードに沿って情報を調べて執筆するライター
    依頼主からの要望に沿って、ネットや本から自分で情報を収集し、記事にまとめます。
    一般的な依頼を例に挙げると、例えば「webライター 始め方」というキーワードの執筆依頼があったとします。

    「webライター 始め方」でネット検索する人はどのようなことを知りたいのか?その答えとなる記事の構成を考えたり、必要な情報を集めて記事にまとめます。

webライターになるには

webライターになるには、基本的には以下の2つの方法があります。

  1. web関係の企業やメディア関連部署のwebライター
  2. 個人で活動するwebライター

それぞれ解説していきます。

web関係の企業やメディア関連部署のwebライター

企業のオウンドメディア制作などを受託する、webマーケティング会社や広告代理店などに就職する、または、自社メディアの運用を担当している部署に就職(異動)する方法です。

webライターの求人数は非常に多く、例えば求人サイトのIndeed(インディード)で検索をすると、出勤・在宅あわせ約2,000件もの応募があります。
また、未経験でも可の企業もあれば、ライター歴1〜3年が必要な企業もあったり、報酬も200〜600万円程度とさまざまです。

個人で活動するwebライター

フリーランス(企業に属さずに個人で仕事を請け負う)のwebライターとして働く方法です。
仕事を請ける方法はいくつかありますが、多くのwebライターは次の2つの方法で活動しているでしょう。

  1. 企業と直接、業務委託契約を締結する
  2. クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受けたい人をマッチングするサービスのことです。
大手クラウドソーシングのランサーズでは、2012年に会員登録者数が10万人を突破し、2021年現在ではなんと110万人に達するなど、フリーランスはトレンドに乗った働き方と言えますね。

個人でwebライターを始める方法を3ステップで解説

ここでは、上記で説明した個人で活動するwebライターの始め方を3ステップで解説します。
「企業に就職」と言っても、未経験または本業を抱えている場合だと、「いきなり業界に飛び込むのちょっと勇気が・・・。」と、最初の一歩を踏み出せない方も少なくないでしょう。

なので、まずは個人で少しずつ活動を始めてみて、スキルや実績を積み上げてから就職するのも1つの選択肢です。
私もまったくの未経験者でしたが、2ヶ月目には約5万円の報酬を達成することができました。
webライターは入口のハードルが低く、初心者でも稼ぎやすい分野であるため、これから始めようと考えている人は参考にしてください。

【ステップ1】必要な道具を揃える

webライターになるために必ず必要なものはネット環境のあるパソコンです。
記事の執筆や情報収集のためのネット検索、クライアントとの連絡などなど、パソコンを使用するシーンは事欠きません。

また、クライアントからの依頼は、GoogleドキュメントまたはWordによる納品を指示されることが一般的。
どちらのアプリもスマホまたはパソコンで使うことができますが、スマホ版の場合は一部の機能が使用できない簡略版になります。
効率的な記事執筆、時間の有効活用の点から考えて、パソコンを持った方がより仕事をしやすい環境につながります。

【ステップ2】最低限の知識を身につける

次に、webライティングに必要な知識を身につけましょう。
ライティングには、人に伝わる文章の型があるとともに、著作権の関係で覚えなくてはならないルールがあるからです。

文章の型を例に挙げると【主張→理由→具体例】の順で書くというもの。
以下の例文で見てみましょう。

【主張】 オススメの副業はwebライターです。
【理由】 なぜなら、全くの未経験者でも始めやすく、すぐに稼ぐことができるからです。
【具体例】 実際わたしも、webライター2ヶ月目で、月に約5万円を稼げました。

上記が基本。これを逆の順番にしてみても、一応意味は伝わるでしょう。
しかし、おすすめの副業を知りたい人に対して、自分の経験を最初に話していては「まわりくどい」表現になってしまいますよね。

というように、文章には型があるなどの知識を身につけることで、分かりやすい文章が書けるようになります。
下記におすすめの書籍のURLを貼っておきます。正直、この3冊があまりにも優秀すぎるのでこれだけ読んでおけば十分ですよ。

沈黙のwebライティング
沈黙のwebマーケティング
20歳の自分に受けさせたい文章講義

【ステップ3】クラウドソーシングサイトに登録する

道具をそろえ、知識を身につけたら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受けたい人をマッチングするサービスのことです。

個人のwebライターが仕事を獲得するには、他にも「SNSで依頼を受ける」や「企業に直接営業する」、「知り合いから紹介してもらう」などの方法があります。
しかし、クラウドソーシングは登録無料、報酬未払い対策がされているなど、初心者に優しい仕組みが構築されているため、詐欺にあうのが怖かったり、まだ実績のない方は積極的にクラウドソーシングを利用しましょう。

基本的には、以下の大手3社を押さえていればOK。私もすべて登録しています。


ランサーズ

クラウドワークス
サグーワークス

稼げるwebライターになるには

ここまで、webライターの始め方などを説明してきました。
未経験でもカンタンに始めることができるwebライターですが、「稼げるライターになれるかどうか」は別の話。
具体的には下記の記事で紹介していますが、クラウドソーシングに登録しているwebライターの80%は月収5万円以下であると推測されます。

【初心者が80%?】webライター飽和問題の真実を現役ライターが語ります。

そのため、稼げるwebライターになるためには、以下で説明するスキルを身につけ、学びを継続しなくてはなりません。
ここでは、webライターにおすすめのスキルアップ方法を4つほど紹介しますので、ぜひ取り組んでみてください。

SEOライティング

SEOとはSerchi Engine Optimizationの略で、カンタンにいうと、GoogleなどのWebブラウザで何かを検索した時に、特定の記事を上位に表示させるテクニック等のことです。
例えば、「webライター スキルアップ」というキーワードで記事を執筆し、誰かが同じキーワードで検索した時に、自分の記事を上位(Top10)に結果表示させることです。

スキルを身につけるためのオススメの本は、先ほども紹介した「沈黙の〜」シリーズ2冊です。

ワードプレス知識

ワードプレスとは、Webサイトやブログの作成・管理ができるシステムのことを言います。
クライアントに納品したテキストデータは、ほとんどがこのワードプレスに落とし込まれ、太字や蛍光ペンなどの装飾が施されたうえで公開されます。

そのため、執筆〜公開まで一通りできるようになると、その分報酬もアップするということですね。

ワードプレスは専門的な知識がなくても比較的カンタンに利用することができ、このブログ(記事)もワードプレスを利用しています。
ワードプレスの使い方については、ネット検索すれば最新の情報を知ることができますよ。

セールスライティング

セールスライティングとは、記事の読者に商品やサービスを買いたいと思わせる文章術のことです。
クライアントも、ただ事実を淡々と述べている文章を欲しいわけではないので、文章で人の心を動かすこと、または行動を促す文章を書くスキルは必須と言えるでしょう。

以下の2冊は、あのメンタリストDaiGoさんもオススメしている良書になります。
ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則
売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000

webマーケティング

webマーケティングとは、その商品の価値や魅力をいろいろな形で消費者に届ける、一連の戦略のことを言います。

例えば、webライターに関するWebサイトを作るなら、誰に何をどうやって届けるのかといった分析から、サイトのデザインやSEO対策、SNSの運用などなど、全ての総合的な取組みを指します。

マーケティングスキルを身につけることで、企業のメディア運営をまるっと担当できるようになるなど、将来のキャリアにも大きく関わるスキルと言えますね。
オススメ本は以下のとおりです。
ドリルを売るには穴を売れ
ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

webライターに興味があるあなたの5つの疑問

「webライターの始め方やスキルアップについてはわかったけど、今後のことを考えると、本当にやっていけるのか不安。」という方も少なくないでしょう。
ここでは、そんなあなたの5つの疑問に答えていくので、一歩を踏み出す参考にしてください。

①webライターって初めはどのくらい稼げるの?

まったくの未経験から始めた場合、最初の1,2ヶ月間は0〜数万円でしょう。
私はランサーズに登録して2ヶ月目で約5万円を達成できましたが、登録の数か月前からやっていたブログ経験も大きいと思っています。

ちなみに、未経験者の最初の壁は「1案件目の獲得」です。
1つでも案件を受託し、クライアントからレビューをもらえれば、それが実績となるので2案件目以降は比較的スムーズに獲得できることでしょう。

②クライアントとは実際にどんなやりとりをするの?

クラウドソーシング内のチャット機能や、「Chatwork」、「Slack」などのアプリを使うことが一般的です。
やり取りの流れは難しいものではなく、クライアントからマニュアルや仕様などが送られてくるので、そのとおりに記事を執筆します。

途中、わからないことがあれば質問し、テキストデータで納品後は修正指示があれば対応して、記事を洗練させていく流れですね。

③webライターの仕事ってつらい?

初心者の頃はつらいかもしれません・・・。
というのも、webライターの報酬の体系は1文字◯円が一般的で、単価の低い案件だと1文字0.1円も珍しくありません。

ちなみに私の最初の案件は、1記事1,600円固定(手取り)で最低2,000文字が条件でした。
指定された見出しの数が多すぎて2,000文字では到底まとまらず、結局8,000文字以上書いたため、文字単価は0.2円くらいだったと思います。

とても良い評価をしてもらい今の自分につながっているので、結果オーライではありましたが。笑

このように、単価の安い案件でも本気で取り組めば良い評価をしてもらい、その評価を見た別の人からも依頼が来るようになるので、わらしべ長者的な思考が大切ですね。

④webライターってどんな人が向いてる?

周囲に合わせられる人、たくさんの情報を収集して、それを自分なりにまとめることができる人はwebライター向きでしょう。
というのも、「自分の言葉をたくさんの人に伝えるんだ!」という熱い思い、つまり自己主張の大半は企業にとって不要なものだからです。

企業が求めるのはライターの思いを伝えることではなく、悩みを抱えている、または知りたいことがある人に対して適切な回答を用意すること。
そこに個人の感情は必要ありません。クライアントの要望や仕様、求める記事のトーンやマナーを理解する能力が必要になるのです。

なので、いつも一歩引いて物事を考える人、慎重な人などもwebライターに向いていると言えるでしょう。

⑤webライターの将来性ってぶっちゃけどうなの?

さきほどランサーズの登録者数が約10年で10倍になった例を挙げましたが、このような統計を見るとおり、フリーランス、しいてはwebライターもまだまだ成長を続けている業界です。
詳しくはこちらの記事でも解説していますが、webライターはオワコンだと言っている大半の理由も大した根拠はありません。

【2021年】webライターの将来性が抜群な3つの理由を統計から推察

それに、世界から「言葉」が消えない限り「言葉を人に伝える」ライターという仕事はなくなることはありません。
手に職をつけるとよく言いますが、webライターはまさにずっと稼ぐことができる仕事でしょう。

webライターはスキルが身につく仕事です

いかがでしたでしょうか。
今回は、webライターとは、webライターになる方法など一通り解説しました。
これからの時代、いつ自分が解雇されてもおかしくありません。
「今の仕事を辞めた時に自分には何が残るのか?」
そんなことを考えた時に少しでも焦りを感じたら、スキルを身につけるために行動を起こしましょう。

webライターはスキルが身につく仕事の中でも、入口のハードルが低いので始めるに「遅い」ことはありません。
また、スキルアップやキャリアパスも豊富なため、食いっぱぐれることもありません。

そんなwebライターに興味が沸いたら、まずはクラウドソーシングに登録だけでもしてみてはいかがでしょうか?
その小さな一歩が、将来への種まきになることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。